瑞浪市が2023年度に実施した地域計画策定支援業務(受託者:一般社団法人サステナ)において、地域計画策定ワークショップ(WS)の企画とファシリテーターを当法人が担当しました。
関連リンク:地域計画策定支援について(瑞浪市)
WSの目的は、地域の現状や課題、目標を話し合い、これからの取組みや運営体制を見出していくこと。瑞浪市内各地区のまちづくり協議会と協働して、7地区×各3回=21回のWSを実施しました。
「安心して、自分の意見を言える地域」
「自分の意見が、本当に求められている地域」
「自分の意見を、受け止めてくれる人たちがいる地域」
こういう実感を参加者の方々が少しでも得られる場になるように、行政職員や他のスタッフと共に、毎回、文字通り必死で、進行していました。
実施過程には色々ありましたが、終わってみれば、新しい地域の担い手がどんどん現れたり、参加者の満足度が軒並み高かったり、世の中のあらゆる事象に文句を言っていた人が「やっぱり、前向きに取り組まないとね!」と笑顔で語ってくれたりと、大小様々な変化が起きました。
しかし、ひとたび地域計画を作ったら終了、というわけでもありません。(当法人のステートメントにも、「完璧な計画というものは存在しない」と掲げています)よりよい地域づくりのためには、関わるひとびとによる不断の見直しや再検討が必要ですが、ひとまずその第一歩目としての役目は果たせたかと思います。
当法人が活動する本巣市や揖斐川町においても、同様の趣旨による住民との協働の場づくりは必要になるはずなので、非常に勉強になりました。参加者・関係者の皆様に、御礼申し上げます。